ブックタイトルい草インテリア 総合カタログ [2018年 春・夏]

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概要

い草インテリア 総合カタログ [2018年 春・夏]

Comfortable LifeIGUSA L I F E畳と同じ織りで、密度が高く丈夫で折れにくいのが特徴です。縦糸が表に出ないので汚れにくくお掃除も簡単です。歴史とともに受け継がれる伝統の織り[ 引目織 ]上敷きなどに良く使われる織りです。引目よりもい草の使用量は少ないですが、その分リーズナブルで、柔らかな感触が楽しめます。[ 双目織 ]横一段に1本のい草を使用し、縦糸1本1本にい草を絡めた織りです。柔軟性があり、肌触りが良く、シーツや座布団に最適です。[ 目積織 ]柄を美しく織り出すことを主な目的とした織りです。デザイン性に富んだい草カーペットの風情を楽しめる織りです。伝統的な織り方の一つで、目幅が大きいためボリュームがあり、肌触りの良い織りです。[ 綾織(二重織) ] [ 大目織 ] [ 本袋織(三重織) ]筑後地方の伝統的な織りです。長さ・太さが均一のい草を、大きな目で織り上げる花ござの高級品です。[ 掛川織 ]西陣織のように、複雑な柄を表現できる織りです。綾織の2倍のい草を使用した、密度が高く丈夫で長持ちする最高級の織りです。日本にい草が渡来後、敷物に用いられ始めます。近江地方を中心にい草栽培が始まります。現存している最古の畳は聖武天皇が使用した『御床畳(ごしょうのたたみ)』です。横一段に2本のい草を使用し、縦糸2本に均一にい草を絡めた織りです。目積織りに比べてい草の使用量・厚みが2倍になり、丈夫で肌触りもなめらかです。[ 二ノ目織 ]い草敷物一三〇〇年の歴史奈良時代この時代の畳は大変貴重なもので、天皇や貴族の間でしか使用されていませんでした。板敷の間に座具や寝具等として必要な部分にのみ置かれていました。平安時代書院造が完成し、武家屋敷にも畳が使用され始めます。座具であった畳が、建物の床材になり始め、部屋全体に畳を敷き詰める使い方になります。鎌倉時代ー室町時代茶道の発展にともない、数寄屋風の書院造に変化していきます。茶室建築から畳はやがて町人の家に引き継がれていき、正座が行われ始めます。安土桃山時代ー江戸時代(前期)一六〇〇年代後半から、い草栽培の中心が広島地域(福山市付近)に移ります。畳を管理する『御畳奉行(おたたみぶぎょう)』という役職が作られます。江戸時代(中期)11