ブックタイトル2019年 春・夏 い草インテリア総合カタログ

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概要

2019年 春・夏 い草インテリア総合カタログ

その3IGUSA textbookい草の教科書い草の歴史IGUSA StoryJAPANCHINAKOREAINDIASilk Road0海を渡ってきた、い草い草の原産地はインドで、シルクロードをたどって朝鮮半島に入り、その後日本に伝わったとされています。現在では北は北海道から南は沖縄まで、日本全土に自生しています。環境の変化にも柔軟に対応できることから、日本においてはポピュラーな植物のひとつに挙げられます。岡山、石川、高知でごく少量ずつ生産しています。現在、国内生産量の九〇%が熊本で、その他は福岡、広島、クに減少しています。その中国産地も畳需要の減少により、二〇〇三年をピー積となり、以後熊本地域も栽培が縮小し続けています。一九九三年頃からは中国産地が日本国内を上回る栽培面平成市街化が進み現在では四川地域に移行しています。中国の産地は当初寧波地域が中心となっていましたが、ました。一九八〇年からは中国の寧波地域などでの栽培が始まり一九七〇年頃からは韓国や台湾でい草栽培が始まり、心地となります。一九六八年から、熊本地域(八代市付近)がい草栽培の中昭和国で最多生産量を誇ります。岡山地域でい草の栽培が盛んになり、一九六七年まで全農村部や小さな集落などに畳が普及し始めます。明治時代畳の職人制が確立。江戸時代(後期)12